製造業の品質管理と抜取検品 AQL基準で海外生産を安心に
製造業界の品質管理と抜取検品
製造業における品質管理と抜取検品の考え方。AQL基準に基づく検査で、海外生産を安心に支えます。
中国での仕入れと品質の心配
中国で仕入れを行う際、品質基準の相違が心配になることは珍しくありません。同じ商品でも、日本の発注側が想定していた仕上がりと現地の工場が作るものが、必ずしも一致するとは限らないからです。素材や加工に違いがあるだけでなく、塗装や縫製の丁寧さが一枚、二枚と差が出ることもあります。そうした不安がある場合には、第三者検品会社に検品を依頼し、中立な立場で品質を評価してもらうのが効果的な方法です。
抜取検査に使うAQLの考え方
全数検査のコストを下げつつ品質を確認するには、抜取検査が役立ちます。ヨシダ検品では、抜取検査の基準と合格品質基準としてANSI/ASQ Z1 4-2008、いわゆるAQLを採用しています。この基準は、ロット全体をチェックしなくても、そこから抜き出した数の検査結果をもとに出荷を受け入れるかどうかを判断できるのが特徴です。事前に抜取数と許容不良数を決めておくことで、検査の結果にバラつきが出ません。
国際規格としての位置づけ
AQLに似た考え方の規格は世界中に存在します。たとえばBS6001やISO 2859、DIN 40080のような基準がそれにあたり、いずれも抜取検査の方法を定めています。検査の厳しさを示すレベルIからIIIの中でも、ヨシダ検品では通常レベルIIを標準としています。お客様から指定がない場合には、このレベルを基準に据えて検査を進めます。必要に応じて厳しさを調整できるのも、柔軟な対応のひとつです。
現地に寄り添う検査体制
検査の効果を高めるには、現地の状況を理解した検査員が担当することが大切です。ヨシダ検品は中国本土の八十箇所以上、東南アジアの二十六箇所以上に体制を広げ、指定工場への検品員派遣を行っています。日本の品質基準を踏まえながら、現地で確実に確認できるのが強みです。海外での生産を検討されている方はご相談ください。生産の初期段階から関わることで、問題を早めに抑えられます。

















