ウォールデコレーションの検品は抜取・全数・工程内に加えコンテナ積載監査も
ウォールデコレーションの検品とコンテナ積載監査の要点
ウォールデコレーションの検品作業は、海外の検品・検針拠点で実施されます。抜取・全数・工程内の各検査に加え、コンテナ積載監査(CLS)の内容と適用場面を詳しく解説します。
壁面装飾品に特有の品質リスク
ウォールデコレーションは、額縁の傷や塗装むら、フック部の強度不足、梱包時の破損など、到着後に初めて気づく不良が多い品目です。第三者検査、対外貿易検査、サンプリング検査、全数検査、オンライン検査、工場審査、コンテナ監督など、目的に応じた検査手法を使い分けることで、こうしたリスクを出荷前に潰していきます。
コンテナ積載監査(CLS)とは
コンテナ積載監査では、監査員が積載プロセスを立ち合い、製品の数量とコンテナの状態をチェックし、貨物の適切な取り扱いを確認します。積載前に簡単な品質チェックを行い、製品の種類と梱包の詳細がお客様の要件を満たすかを確認する流れです。ただし、出荷前検品ほど詳細な検品はできない点は理解しておく必要があります。壁面装飾のような破損しやすい商品では、積載方法の確認が品質確保の最終関門になります。
実施するのに適した場所とタイミング
コンテナ積載監査は通常、FCL(フルコンテナ積載)貨物に適用されます。工場で製品が倉庫からコンテナへ積み込まれる際に実行するのが基本です。中国・インド・ベトナム・マレーシア・タイ・バングラデシュ・インドネシア・パキスタン・カンボジア・ミャンマーなど、アジア主要生産国の工場で対応できます。
積載監査で確認する項目
数量・アソートメントが正しいこと、正しい製品であること、コンテナの状態、適切なローディング、カートンの状態、積載時の環境、荷印といった項目を確認します。カートン内の隙間や固定方法の不備は、輸送中の破損の主因です。ご要望に応じてオーダーメイドの検品項目を追加することも可能です。
出荷前検品との組み合わせ方
より確実に品質を守るには、コンテナ積載監査に先立って出荷前検品を行う構成が理想です。検品後に合格した商品だけを積載対象とし、積載時には数量と取り扱いの確認に集中できます。中国で生産された商品を日本の基準で全数検査する運用や、日本製検針機による金属異物の確認も併用可能です。費用についてはご相談ください。

















