サングラスの全数検品。日本の基準を現地で通すための運用
サングラスの全数検品 日本の基準を現地で通すための運用
サングラスはレンズの光学品質から金具の作動まで、確認すべき項目が細かい商材です。全数検品で日本の品質基準を現地で徹底する方法と、検品場活用の利点を解説します。
サングラスの不良はどの工程で生まれるか
工場の組立担当者から見れば、サングラスの不良の多くは「見慣れたもの」です。レンズ表面の傷やコーティングのムラ、フレームの反りや接合部の段差、ヒンジの緩み、テンプルの開閉不良、レンズとフレームの隙間、印刷ロゴのズレ。一つひとつは小さくても、ユーザーが顔に付ける製品だけに、左右の高さが揃っていないだけで違和感を訴えられます。「世界の工場」と呼ばれる中国では低コストで大量に製造できる一方、工場ごとの検査基準にばらつきがあり、このギャップが日本側のクレームとして回ってきます。
なぜ全数検品を選ぶのか
抜取り検品はロット全体の傾向をAQLで判定する合理的な手法ですが、小ロットの色違いや複数モデルが混在する場合、サンプル数が細分化して判定精度が下がります。それでも不良を一つも日本へ流したくない場合、視点を変えて全数検品を選ぶ選択肢があります。ヨシダ検品ではお客様からご提供いただいた仕様書をもとに、目視による全数検査を現地で実施します。日本の発注側の立場にたって検品するのが大原則で、中国国内で検品しておくことで、日本到着後には手遅れになる修正や返品の問題を現地で解決できます。
検品場での検査と付帯サービス
検品は生産工場への出張のほか、現地の検品専門の検品場で行うことも可能です。ご希望に応じて、再梱包やパッケージの詰め替えといった軽作業、輸出入権のない工場に代わる日本への輸出処理まで対応できます。全国展開のチェーン店、商社、メーカー、問屋など幅広いお客様に利用いただいており、積み重ねてきた実績と信頼が判断基準の安定性を支えています。弊社社員を工場へ派遣しての出張検品にも対応しています。
仕様書の共有が検品の質を決める
良い検品は良い仕様書から始まります。許容する傷の大きさ、ヒンジの開閉回数の目安、ロゴの位置公差を事前に揃えるほど、検品員の判定はぶれません。サングラスの全数検品について、モデル構成と数量をお知らせいただければ、ご相談の上ご提案します。

















