アパレルの品質管理:IQCからOQCまでのQC工程と第三者検品の役割
服装 品質管理
アパレル製品の品質管理について、IQCからOQCまでのQC工程や生産管理のポイント、第三者検品の役割を解説します。
アパレル品質管理の基本
アパレル製品の品質管理と聞いて、まず何を思い浮かべるでしょうか。縫製のチェック? それとも検針? 実は、そのどちらも品質管理の一部にすぎません。中国や東南アジアで生産された衣料品を日本向けに輸入する際、工場ごとに縫製の技術や検針の運用が異なるため、そのまま出荷すると縫い目のほつれや針の混入などのトラブルにつながりかねません。品質管理とは、製品の品質をチェックする工程であり、テスト仕様書に基づいて耐久テストなどを行い、その結果をレポートにまとめて品質を評価することを指します。生産ラインでは、製品の二重チェックなどの品質管理が日常的に行われており、問題があればすぐに改善に取り組むのが基本です。
製造段階ごとのQC工程
アパレルの品質管理は、製造の各段階で行われます。部材の受け取り段階でのQCはIQC、作業のポイントでのQCはIPQC(またはPQC)、完成品のQCはFQC、出荷前のQCはOQCと呼ばれます。これらを順に実施することで、問題の早期発見と未然防止が可能になります。たとえば、原材料や資材の段階で問題を見つければ、完成品になってからの手戻りを防げます。こうした一連のQC工程を外部の第三者機関に委託することで、客観的な品質評価が得られるというわけです。
生産管理と品質管理の関係
品質管理と並んで欠かせないのが生産管理です。生産管理とは、市場の需要予測をもとに生産計画を立て、調達・製造・品質・販売・出荷といった製品の流れを管理する仕事です。製造業ではQCD(品質・コスト・納期)を維持し、高品質・低コスト・短納期を実現することが利益率向上の基本となります。生産管理の基本内容には、各段階での出張確認、生産状況の確認、生産工程の問題の確認と報告、生産進捗や納期の問題についての工場側との交渉などがあります。
第三者検品の役割と期待効果
中国で生産された商品を日本の基準で全数検査し、日本製検針機で折れ針などの金属異物の混入がないかを確認するのも、第三者検品会社の重要な役割です。第三者検品を導入することで、品質の安定・向上、生産現場の改善改革意識の高揚、不具合発生の未然防止と納期確保、お客様の利益向上と満足度向上といった効果が期待できます。ヨシダ検品では、費用は検品内容や数量によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。お客様の商品に合わせた品質管理プランをご提案させていただきます。協力関係についてご相談されたい場合は、ご連絡ください。

















