フォロー検品(再検品)の仕組み。修理後の見直しまでが仕事
フォロー検品——直ったかの見直しまでが仕事です
初回検品で不良を洗い出したら終わり、ではありません。是正・修理された品をもう一度確かめるフォロー検品(再検品)の仕組みと、合格品を納品先まで届ける段取りを解説します。
検品は「やり直し」まで含めて品質管理
出荷前検品で不良が見つかったとき、実務上いちばん怖いのは手直し後の状態が見えないことです。直したつもりで直し切れていない、修理の過程で新しい傷が増えた——こういう事例は珍しくありません。第三者検品の必要がある場合、ヨシダ検品ではご指定の検品所、もしくは当社で手配した検品所で最終検品を行い、検品・検針を通して合格した商品だけを指定の納品所へ届けます。初回判定とフォロー検品を一貫でつなぐことで、品質確認は完結します。
フォロー検品のスコープ
再検品の対象は、基本的には修理・交換された点数と、その周辺に混在する良品です。折れ針など金属異物混入の再確認には日本製検針機を使い、繊維・布を伴う商材は検針を再度通します。工場側での見積もり依頼や手配に同行する形で、品質確認の進め方をご案内することも可能。中部地方・名古屋方面の製品品質を守る動きなど、国内側の受け皿と連動したフォローもできます。と言っても、判定が揺れないことが前提。初回と同じ基準書・同じ目合わせ結果で再検査に当たるのが原則です。
基準の継承とAQL
フォロー検品でも判定軸は同じAQL(合格品質水準)。AQL4.0は一般的な製品の標準的な許容水準、AQL2.5はより厳しい管理向けの水準で、許容不良数の緩厳が違いです。ただし修理該当ロットは抜取ではなく全数検査で見るのが鉄則。初回に重大不良が出た工程を再発チェックする形にすると、次に依頼する際の抜取回数自体が減っていきます。
段取りと留意点
ご依頼時は初回の検品報告書番号と修理完了予定日を共有してください。再訪日を決め、検品員を割り当てます。費用は再検品の点数範囲で変動するため、都度ご相談ください。検針・アソート・梱包確認まで、現場完結でまとめて対応します。

















